◎独り「うつ」人・・・セピア色の想い独り「うつ」人・・・セピア色の想い想いと裏腹な日々。 唯の日常が何気ない振りをして通り過ぎていく。 パソコンで映画を見る機会が増えた。 パソコンで音楽を聴く機会が増えた。 毎日の洗濯と毎日の炊飯。 カップラーメンや冷凍食品との決別。 仏壇には枯れる前に花が生けられる。 ただ、空腹感がない。 ただ、偏頭痛が治まらない。 ただ、咳が止まらず胸が痛い。 絶え間ない疲労感に苛まれて眼を閉じる。 そして疲れたまま眼を覚ます。 散歩でもしてみようか。 本でも読んでみようか。 買い物でもしてみようか。 何か変化を求めているのだろうか。 それも少し目新しい日常の一つの仮面。 自分自身に引き篭もり時刻だけが過ぎていく。 誰か傍に居て欲しい? 否。 誰かとお喋りしてみたい? 否。 自分自身で完結する世界。 哀しい色? 華やかな色? モノトーン。 そしてセピア色の想い。 閉じた空間に安らぎを感じる? 否。 時刻が、自ら閉ざした空間を歪め始めた。 綻ぶ日も遠くないのかも知れない。 切っ掛けが在ろうと無かろうと綻びは拭えない。 己ずと外に出づる日。 その日。 陽は照っているのだろうか。 ジャンル別一覧
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